セミナー・講演・ワークショップ
JDWAはデジタルウェルビーイングを専門としています。
インターネット依存・ゲーム依存、ネットいじめといった問題の予防や対処について、
あるいはデジタルとのより良い付き合い方について考えるワークショップなど
デジタルとウェルビーイングに関するものであれば、オーダーメイドで幅広く対応いたします。
以下に四つの事例を紹介致します。
- 乳幼児の養育者向け
- 児童生徒向け
- 保護者(小学生・中学生・高校生)向け
- 大学生・若者向け
乳幼児の養育者向け
対象
妊娠中のかた
0〜6歳の子どもを持つ保護者
保育園・幼稚園の先生
時間
60〜90分 ※単発での講座
近年、乳幼児のデジタル使用はますます低年齢化しています。インターネットの利用率は2歳で6割、7歳で9割を超えます。2歳児の1日のインターネット利用時間の平均は約2時間であり、就学後はさらに時間は増えていきます(内閣府「⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査」より引用)。
世界保健機関(WHO)は2019年に乳幼児のスクリーンタイムについて以下のような提言を出しています。
・2歳までは、デジタル機器の利用は推奨されない。
・2歳から5歳までは、デジタル機器の使用時間は1時間以内とし、より少ない方が好ましい
しかし実際のところ、子どもに動画を見せている間に家事を進めることができたり、電車で子どもが泣いたときにスマホを見せて気をそらすことができたりと、保護者としてもデジタルが育児に役立っている面もあります。あまり使わないようにしようと思いつつ、減らすのは難しいと戸惑っている人も多いでしょう。
乳幼児プログラムでは、乳幼児期の発達を踏まえながら、乳幼児期のデジタル使用が心身に及ぼす影響、デジタル使用が育児にもたらすメリット、デジタルの取り入れ方などについて学ぶ内容となっています。
児童生徒向け
対象
小学生
中学生
高校生
時間
45〜90分/回 ※単発での講座
もしくは4回のプログラム
現在小学校から一人1台デジタル端末が配布され、授業でも積極的に活用されています。また、子どもたちの間でオンラインゲームや動画、SNSはコミュニケーションツールにもなっており、いまや学習場面でも遊びの場面でも欠かせない存在です。
しかし、児童期、青年期はまだセルフコントロールをする能力が発達途上であり、自分のやりたいことを抑制したり、先の見通しを十分に持って行動を選択することが難しかったりします。デジタルの利用においては、過度にゲームや動画、SNSにのめり込み、依存の状態に至るリスクも高いといわれてます。また、自分の感情を適切に相手に伝えるスキルが十分でないことで、ゲームやSNSの中で相手を傷つける発言をしてしまうこともあります。
児童生徒プログラムでは、学校や地域で抱える課題やニーズに応じて、デジタルとのバランスの取り方、依存症の予防、ネットいじめを防ぐコミュニケーションスキルなどを学びます。
保護者向け
対象
小学生、中学生、高校生の保護者
時間
60〜90分/回 ※単発での講座
もしくは4回のプログラム
現代の保護者の多くの方が、自身の子どもがオンラインゲームや動画、SNSを利用する際に家庭内でどのようなルールをつくるのが適切なのか、またルールを守れるように促すにはどうすればよいか悩んでいるのではないでしょうか。
また子どもがゲームや動画に夢中になっている、スマホを手放さない、SNS内でトラブルが起きていないか、など不安や心配はつきません。
心配だからといって、一方的に制限したり、やめさせようとすると親子関係が悪化してしまい、ますます言うことを聞かなくなってしまうということもあるでしょう。
保護者向けプログラムでは、子どもがデジタルと健康的に付き合うために家庭の中でどのような取組ができるのか、親子でポジティブなコミュニケーションをとりながらデジタル使用のルールのあり方などについて学べる内容となっています。
大学生・若者向け
対象
大学生、専門学生、新社会人など
18歳〜25歳くらいの若者
時間
60〜90分/回 ※単発での講座
もしくは4回のプログラム
大人に近づくにつれ、自分でお金を稼いだり、実家から離れて生活したりする中で、これまでは家庭における管理・監督のもとでスマホやゲームを使用していたのが、自分の責任で使用するようになります。そこで、過度のデジタル使用が問題になることがあります。例えば、大学生になってから一人暮らしを始めて、夜中までゲームをしてしまい、授業に欠席することが増え、単位を落としてしまった。大学で友人が出来ず、寂しさや孤独感をまぎらわすためにインターネットにのめり込むようになった。ゲームやインターネットにのめり込み、バランスを崩してしまう背景には、家庭での管理を離れたこで自由に使える喜びもあるかもしれませんが、「本当にやりたいことがわからない」「将来に不安がある」「孤独を感じる」こういったネガティブな気持ちを抱えていることもあります。
ネガティブな気持ちを一人で抱えたり、うまく表現できなかったりするために、SNSやゲーム内で相手を傷つける発言・投稿を繰り返してしまうこともあります。また、SNSの人間関係に安心感、信頼を感じることで、フォロワーの言葉を信じ込んでしまい、闇バイトや薬物使用などの問題につながってしまうことさえあります。
若者向けプログラムでは、デジタル使用をセルフコントロールする方法、ストレスマネジメントの方法、コミュニケーションスキルの向上などについて学ぶ内容となっています。
上記の対象者以外にもデジタルウェルビーイングに関するテーマであれば
講演、研修を承っております。お気軽にお問い合わせください。
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